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効果とは?
[ 140] 有機電子論 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E6%A9%9F%E9%9B%BB%E5%AD%90%E8%AB%96
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有機電子論(ゆうきでんしろん、electronic theory of organic chemistry)とは化学結合の性質および反応機構を、電荷の静電相互作用と原子を構成する価電子とにより説明する理論である。有機化学の領域では単に電子論(でんしろん、electronic theory)と呼ばれる。 1910年代にギルバート・ルイス(G.N.ルイス)の研究により先鞭がつけられ、1920年代〜1930年代にイギリス学派のロバート・ロビンソンやクリストファー・ケルク・インゴルド(C.K.インゴルド)たちの研究により有機電子論が確立した。 有機電子論は経験的パラメーターを使用した定性的な理論である。したがって、量子力学により電子の挙動を記述する今日の量子化学的反応論のような精密性は持ち合わせない。一方、対象となる反応物分子の官能基と他の基の配置が決まれば、化学反応が生じる位置や方向を推定するのには十分であることから、化学者が化学反応や合成計画を直感的に扱うには便利な理論である。 しかしながら定量性が無い為に、例えばペリ環状反応や芳香族性などのように、本来の有機電子論では扱うことが出来ない反応や化学的性質が存在することも事実である。しかしそのような事例に対しては、例えば「超共役」の概念など、量子化学の知見をパラメーター化して、有機電子論を拡張することで対応することも可能であり、そのように量子化学概念で拡張された有機電子論は今日的な意義を失ってはいない。 G.N.ルイス以前には、化学結合の概念を表す原子価と原子構成要素の電子との間には明確な関連性は見出されていなかった。すなわちドルトンの倍数比例の法則から原子には結合部分を概念的に現す原子価というものが存在し、化学反応においては原子と原子の原子価を充当するように新しい結合が生成することが知られていた。言い換えると原子価とは原子が他の原子と連結する為の接合部位の数であり、原子と原子との原子価が充当された結果として化学結合が生成している。それ故、原子価が表現している実体は、化学結合の物理学的実体と等価と考えられた。その実体に関する研究は無機化合物において先行し、原子価の変化は酸化数変化と対応づいており、電子の移動が原子価が表現している実体であることが明確になった。同時に電子の移動により発生する電荷の偏りから生じる静電的相互作用の力(クーロン力)がイオン結合の実体であることも判明したので、電子が原子価と化学結合(正確にはイオン結合)の主体であると説明付けられた。 一方、無機化学とイオン性固体の対極に有機化学と共有結合性固体が存在しており、当時から両者の間は性質が連続的に変化することは知られていたので、有機化学の共有結合では電子がどのように関与しているかの理論構築が求められるようになった。これについて先鞭をつけたのがルイスの「価電子理論」である。 G.N.ルイスは第二周期元素について、他の原子に電子を与えうる最大数に相当する「原子価」と(彼の定義するところの)他の原子から電子を受領する最大余地に相当する「逆原子価」との差がどの元素も8であることに着目し、元素の原子構造には化学反応に関与する「殻」(すなわち価電子)と「Kernel」(今日で言うところの原子核と内殻電子)とから構成されると論じた。 結合している原子同士は電子対を移動させることで価電子を共有する。すなわち、この場合の電子は対をなして移動する。 ちなみにG.N.ルイスは価電子理論をボーアの電子モデルとは独立して提唱している。(ルイス自身は価電子理論の論文でボーア・モデルに対して否定的な見解を示している) あわせてG.N.ルイスは化合物における価電子の共有状態を現す為に、ルイスの電子式(ルイス化学式)を提案している。すなわち化合物の原子を結合している物同士が隣接するように配置し、共有している価電子を該当する元素記号の間隙の二つの点で表現する図式である。ルイス化学式は価電子論の表現形なので1つの元素記号の周囲の点の数の最大値は8になる。また、ルイスが指摘しているように二つの原子の間の電子の共有は電子対を単位とするので、ルイス化学式においても共有されている電子は必ず対を形成している。 G.N.ルイスは電子殻の概念を提唱はしているが、「なぜ電子殻を構成する価電子の最大数が8であるか」、「なぜ電子は 対で動くのか」とか、「電子殻を共有するということがなぜ生ずるのか」という原因については説明しきれておらず、価電子の理論を仮説として有機電子論を構築している。 実際、これらの仮説の疑問に対する解答には量子化学的な化学結合の解釈が必要となる。例えば、電子殻の最大数は原子軌道の数で規定されており、そのために価電子の最大数が決定されている。また電子が対で動くのは、各原子軌道にはパウリの禁止律により最大2電子しか占有できず、フント則で示されているように軌道上に単独の電子が存在するよりも軌道上の電子対の方がエネルギー的に安定な為である。 また、共有結合で電子殻を共有することの意味は、原子軌道が混成してσ結合軌道を形成し、元の原子軌道から電子が遷移することである。右上の図で水の場合の共有結合をルイスの価電子理論と量子化学的な電子軌道のエネルギー準位で示している。ルイスの価電子理論では水素と酸素とか共有結合するとことで、酸素の価電子が8になり安定化であると説明される。 一方、量子化学的には水素のs軌道×2分子と酸素のs軌道×1、p軌道×1との計4本の原子軌道が混成により分子軌道を形成すると考えられる。すなわちσとσ*とが二づつ、計4本の分子軌道が生成する。そこに水素と酸素との原子軌道からパウリの禁止律を満たしつつエネルギー準位が最も低くなる組み合わせで4つの電子が遷移して共有結合が形成している。言い換えると、量子化学では生成する電子軌道の準位を定量的に扱うことが可能であり、実際共有結合が生成するのは、原子軌道と分子軌道とを比べるとエネルギー準位的に分子軌道の方が低いのでエネルギー的に結合生成が優位になるためである。 しかし、単に反応前後の分子の構造に着目するだけであれば、量子化学的な分子軌道のエネルギー準位よりはルイスの構造式の方が、反応形式のシンボルとして直感的に判りやすくモデルとして使いやすいとも言える。 またG.N.ルイスは物性に着目して「極性分子」と「無極性分子」という区分を設けて化学結合について考察している。すなわち分子を構成している結合は、典型的な極性分子とその対極の典型的な無極性分子との間に位置づけられると考えている。ここで言う極性分子とは現在で言うところのイオン結合であり、無極性分子とは同種元素間の共有結合性の単結合である。 言い換えると、分子を構成する化学結合はイオン結合から共有結合へと性質が連続的に変化する中間の性質をもっており、ある結合を取り上げてこれはイオン結合あるいは共有結合と弁別的にとらえることは困難である。もちろん、典型的なイオン結合や典型的な共有結合というのも存在はするが、分子を構成する化学結合の多くは大なり小なり両者の性質を併せ持っている。すなわち共有結合に分極が生じており、分極の程度は結合を介して相対する元素の性質(永久分極)や周囲の静電的な環境変化(静電相互作用による動的な分極)によって決定されるとした。そして、分極の度合いが進行した極限では共有結合の性質は失われ、正と負とのイオン対からなるイオン結合となると考えられる。 G.N.ルイスは分子の双極子モーメント測定結果から、ある原子の静電効果が結合を介して隣接する他の原子の静電効果に影響を及ぼすことを指摘している。例えば塩素原子が結合したα位、β位の炭素は、連結数を経るにつれて作用は減弱するものの、塩素原子に電子が引き付けられ、塩素原子が存在しない場合よりも価電子の作用が減弱した性質を示す。この様に電子親和性(言い換えるならば電気陰性度)が化学結合を介して他の原子の静電的環境に影響を及ぼす作用をR.ロビンソンは誘起効果(I効果、Inductive effect)と呼称した。 誘起効果が物理現象として明確に現れる例として、置換基と酸または塩基性の強度との相関が挙げられる。例えば、カルボン酸誘導体に対して電子求引性基である塩素基が置換したケースについて説明する。酢酸に対して、モノクロロ酢酸、ジクロロ酢酸そしてトリクロロ酢酸のpKaを次に示す。 この様に、塩素の置換数が増大するにつれて強酸性となる。言い換えるとカルボン酸のOH基の酸素上の電子密度が低いほど解離が進行しやすく、この例では塩素のI効果(I-効果)により、酸素上の電子が塩素側に引き付けられ、置換した塩素基の数が多いほどI-効果が強く現れ、pKaが減少傾向を示したと説明することができる。 逆の例として酢酸にメチル基を置換した例が挙げられる。メチル基は電子供与性を示し、それがI効果(I+効果)により、カルボン酸の電子密度を増やしpKaが増大したと説明することができる。 この様に、電子求引性の誘起効果をI-効果、電子供与性の誘起効果をI+効果と呼称することがある。また、配位結合を正負のイオン対が接合した状態とみなすことができ、配位結合を→で示すことの比喩で、I効果が存在する共有結合を 有機反応論においてカルボニル化合物などに存在すると想定された分極を生じる機構をC.K.インゴルドはメソメリー効果(M効果、mesomeric effect)と呼んだ。すなわち、カルボニルの二重結合が立ち上がり、カルボニル炭素が正にカルボニル酸素が負に分極する機構の呼称である。尚、共役カルボニル系化合物などでメソメリー効果というべきところを、有機反応論の後に発展した量子化学分野の原子価結合法の概念である「共鳴効果」と呼称することがあるが、有機反応論には「共鳴」の概念は無く正しい用語の使用方法ではない。ちなみにC.K.インゴルドのメソメリー効果に先立って、R.ロビンソンは互変異性の機構に類似した電子対の移動で分極が転移する機構を示唆しており、その機構をエレクトロメトリーあるいは及ぼす効果に対してエレクトロメトリー効果(E効果)という呼称を与えている。 誘起効果はβ位、すなわち共有結合した原子で2つ以上を介した場合は殆どその影響がなくなるのに対して、共役した二重結合系のメソメリー効果はより広い間隔があっても効果の作用を現す。メソメリー効果の例としてアニリンとp-トルイジンの塩基性の違いが挙げられる。p-位に置換したメチル基からの電子供与性を示し、それがM効果により、窒素原子上の電子密度を増やし塩基性が増大したと説明することができる。 分子の特定の位置について、電子密度を減弱させる効果を持つ置換基の性質を電子求引性とよび、逆に増加させる効果を持つ場合の性質を電子供与性と呼ぶ。このような効果を持つ置換基を電子求引性基あるいは電子供与性基と呼び表す。電子求引性あるいは電子供与性は単に電気陰性度の差だけでは説明できない。すなわち前述の誘起効果、メソメリー効果等が複合的に作用するので、芳香性や共役系の存在やトポロジー的な位置関係によって現れ方が変わってくる。 誘起効果の場合、電子求引性のものを-I効果、電子供与性の場合を+I効果と表すが、炭素よりも電気陰性度の高い原子は-I効果を示す。またアニオンは+I効果をカチオンは-I効果を示す。 表のこれらの強度は傾向あるいは相対強度を示している。相反する効果が相乗した場合などでは量子化学的計算などで絶対値を推定する必要がある。 例えば、メトキシ基(-OCH3)が置換したベンゼンの場合、隣接するオルト位炭素に対しては酸素の電気陰性度によるI効果で僅かに電子密度を減弱させ、メタ位、パラ位にはさほど影響を与えない。それよりも酸素の非共有電子対の押し込みによるM効果でオルト-パラ位炭素への電子密度を増大させる効果の方が支配的である為、メトキシ基は芳香環上の求電子置換反応では電子供与性基として作用する。 これらの効果を、パラおよびメタ置換安息香酸の酸解離定数をもとに、定量的に評価、予測する経験則として、ハメット則が知られる。 |
[ 141] バーナム効果 - Wikipedia
[引用サイト] http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%A0%E5%8A%B9%E6%9E%9C
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バーナム効果(バーナムこうか、Barnum effect)とは、誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格をあらわす記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう心理学の現象。 アメリカ合衆国の興行師・P・T・バーナム (P.T.Barnum) にちなんで、心理学者のポール・ミール (P.E.Meehl) によって1956年に命名された。アメリカの心理学者バートラム・フォア(en:Bertram Forer)の名をとってフォアラー効果(Forer effect)ともいう。被験者に何らかの心理テストを実施し、そのテスト結果を無視して事前に被験者とは無関係に用意した「あなたはロマンチストな面を持っています」「あなたは快活に振舞っていても心の中で不安を抱えている事があります」といった診断を被験者に与えた場合、被験者の多くが自分の診断は適切なものだと感じてしまうが、これはバーナム効果によるものである。占いや超能力(特に千里眼など)、霊視、血液型性格診断といった試行や現象が科学的根拠がないにも拘らず持っている説得力の大部分は、このバーナム効果で説明出来るとされる。 1948年、フォアは学生たちに性格テストを実施し、そのテストの結果に基づく分析と称して下記の文を与えた。フォアは学生たちに分析がどれだけ自分にあてはまっているかを0(まったく異なる)から5(非常に正確)の段階でそれぞれに評価させた。このときの平均点は4.26であった。その後、フォアはどの学生にも次のようなまったく同じ分析を与えていたと種明かしをした。 あなたは他人から好かれたい、賞賛してほしいと思っており、それにかかわらず自己を批判する傾向にあります。また、あなたは弱みを持っているときでも、それを普段は克服することができます。あなたは使われず生かしきれていない才能をかなり持っています。外見的には規律正しく自制的ですが、内心ではくよくよしたり不安になる傾向があります。正しい判断や正しい行動をしたのかどうか真剣な疑問を持つときがあります。あなたはいくらかの変化や多様性を好み、制約や限界に直面したときには不満を抱きます。そのうえ、あなたは独自の考えを持っていることを誇りに思い、十分な根拠もない他人の意見を聞き入れることはありません。しかし、あなたは他人に自分のことをさらけ出しすぎるのは賢明でないと気付いています。あなたは外向的・社交的で愛想がよいときもありますが、その一方で内向的で用心深く遠慮がちなときもあります。あなたの願望にはやや非現実的な傾向のあるものもあります。 2006年刊行の小説「ブラッドタイプ」の作者、松岡圭祐の公式サイトにはバーナム効果を利用した血液型性格判断サイト「究極の血液型心理検査」のページがある。このページは松岡圭祐の読者よりも、検索サイト経由などで占い目的にやってくる一般の人々に多く利用されていて、最後に「当たっていると思う」「当たっていないと思う」の二択アンケートが行われ、常時8割〜9割の人々が「当たっていると思う」と回答している。実はここで表示される性格判断結果は、血液型とは無関係なランダム表示であり(同じパソコンで二度以上試みると同じ結果しか表示されなくなる)、いかに多くの人々がバーナム効果にだまされやすいかを測定・実証している。この試みは小説「ブラッドタイプ」の中で描かれる実証方法をほぼそのまま再現したもの。なお、当該のページには小さく This system depends on Barnum effect(このシステムはバーナム効果に依存している)と記されている。その後、タネあかしがされ、現在は復刻版が表示されている。 究極の血液型心理検査(実は判断結果はランダム表示されるだけのものだが、常時9割前後の人々が「当たっている」と回答している。バーナム効果実証サイト。現在はすでにタネあかしがされている) |
[ 142] プラシーボ効果
[引用サイト] http://www.page.sannet.ne.jp/onai/Healthinfo/Pracebo.html
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shallplease」(私は喜ばせるでしょう。)に由来しているそうです。そこから患者さんを喜ばせることを目的とした、薬理作用のない薬のことを指すようになったのです。通常、医学の世界では乳糖や澱粉、生理食塩水が使われます。従って、プラシーボ効果(反応)は、このような薬理作用のないものによりもたらされる症状や効果のことをいいます。それはいい場合と(治療効果)、悪い場合(副作用)の両面があります。「これは痛みによく効くよ。」といわれて、乳糖を飲んで、痛みがなくなったり、逆に吐き気がでたりすることがあります。この場合、プラシーボにあたるのが乳糖であり、プラシーボ効果にあたるのが、鎮痛効果であり(治療効果)、吐き気(副作用)であるわけです。 上で述べたように、プラシーボ効果には治療効果もあるし、副作用も発現することもあります。そして時には、プラシーボ効果により検査値異常のでることもあります。プラシーボ効果の主体は暗示効果であることから、痛みなどの主観的な症状には効いても、血液検査などの検査値には関係ないと考えがちです。ところが、プラシーボの投与によっても検査値異常がでることが報告されています。最近では、北里大学のグループが、健康な人108人にプラシーボを投与したところ、そのうち18人(14.3%)の人に肝機能異常がでたそうです。 1954年には、すでにLasagnaらにより、薬理学的に効果のない薬を鎮痛薬として与えると30%の人に鎮痛効果が認められることが報告されているそうです。特に痛みという症状は心理的な影響を受けやすく、不安や孤独などにより増幅される可能性があります。たとえ薬理学的に効果のない薬であっても、飲む側が「これでよくなる」という安心感を持つことにより、痛みが緩和されるわけです。この効果が内因性オピオイド(今はやりのベーターエンドルフィンなど)によるものではないかという研究報告がありましたが、この報告はその後の研究者らにはあまり支持されていないようです。 後藤文夫 プラシーボとプラシーボ効果の判別を誤ってはならない ターミナルケア Vol.6,No.1, 77-79, 1996 いわゆる民間療法や健康食品の広告でみられる、「・・が直った。」、「・・がよくなった。」という実例は、たぶんにプラシーボ効果による可能性があります。一般に、プラシーボ効果でよくなるのはだいたい3分の1にのぼるといわれています。症状によっては、それ以上の割合で効果のみられることがあります。(不安、緊張に伴う症状や痛みを伴う症状は特に効果が現れやすいと言われています。)従って、効かなかった例に対しては無視して、効果があったと言っている人たちの報告だけを掲載すれば、広告をつくることは簡単です。 このホームページを御覧になって、皆さんは私がプラセボ効果について余りよい印象をもっていないように感じるかもしれません。プラセボ効果とは、ニセの薬(全く効果のないとされている薬)でも、「これは効くぞ。」と思ってのめば、効いてしまうことです。薬に限らず、いろいろな治療法、健康法にも当てはまることです。言葉を変えれば、プラセボ効果とは心理療法みたいなものといえるかもしれません。 私は、別にプラセボ効果を否定しているわけではありません。むしろ私は、病気を治療する上で、プラセボ効果は非常に重要な役割をもっていると考えています。「病は気から」といいますが、多くの病気は身体的な要因と心理的な要因とが複雑に絡み合ってその人の症状を形成します。有効な薬がまだ少なかった昔、名医はきっとこのプラセボ効果をうまく使って患者さんを治療したのではないかと思います。あの人は名医だといううわさが広まれば、「あの人にかかればきっと良くなる。」という心理が働いて、本来の薬の効果以上の効果が現われるでしょう。そういう意味では、現代の医者は余りプラセボ効果を有効に使っていないといえるかもしれません。 患者さんの治療に際して重要なことは、如何に科学的に治療するかではなくて、如何に苦痛をなくし病気を治癒せしめるかにあります。そのためには、プラセボ効果の様な心理的なアプローチも必要になってくるわけです。 ただ、私がこのホームページでいいたいことは、その治療の効果のどこまでが本来の効果か、どこまでがプラセボ効果かをきちんと区別する必要があるということです。プラセボ効果であるということをはっきり認識した上で、それを治療に応用するべきであると思います。巷にあふれる大部分の健康食品や民間療法では、本来の効果とプラセボ効果をごちゃ混ぜにして、あたかも効果のあるように見せかけていることが問題なのです。 |
[ 143] サブリミナル効果 解説
[引用サイト] http://www.genic-net.com/103/KOUKA.html
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サブリミナル効果とは、サブリミナル・プログラミング法[電通発行の広告用語辞典より:認知閾下の強さ(早い速度、小さい音)で露出する方法]を用い、潜在意識を活性化することをいいます。 フロイトが、人間の心は2層(潜在意識と顕在意識)からなることを明らかにして以来、心理学者の研究は進められ、潜在意識は、幼少時、思春期、そして現代に至るまでの思い、性質、性格、能力などの気質となる部分。一方の顕在意識は、物事を選択・決定し、欲望を形成・創造する本質的な部分。双方の働きにより人は、その人らしい行動を司っているいわれています。またユングは、潜在意識について、「人が、これが自分自身だと思っている意識の部分は海面上に突き出た氷山の一部分に過ぎず、実はその何十倍もの潜在している意識が、海面下に存在している。」と、潜在意識がいかに大きく、計り知れないものであるかを、述べています。 その潜在意識を、アメリカでは心理学の研究により、否定的なものから肯定的なものに変える各種の治療方法が開発されて来ました。その中の一つの方法として、サブリミナル法があります。1969年、月面「静の海」に着陸したアポロ11号宇宙船飛行士の精神強化訓練に、サブリミナルを用い成功を修めた事により、多方面での開発が始められました。その後、オリンピックのスポーツ選手の精神強化・集中力強化訓練、大学生の進級率向上、リューマチ、頭痛、癌等の慢性痛軽減化などにも効果を上げています。また最近アメリカ、カナダでは、サブリミナル制作会社が2000社に達し、その市場規模は5000万ドルとも見積もられ今や一大産業となっています。また書籍出版で、W・ブライアン・キイが、広告にも人の意識をひきつける手段として用いられている事を暴いたことにより、世界中の反響を呼びました。 正常な人の回りに10名の人に輪になって取り囲んでもらい、その10名の人が「あなたは、とても元気だ。」と続けて10分間言ったとします。そうした場合、輪の中の1名の人はどうなるでしょうか。 人により行動は違い、「うるさい。」とすぐに怒る人、耳をふさぐ人、我慢強く耐えてる人、といろいろかと思われますが、たいていの人の場合は、良く思わないでしょう。 しかし、判断力のない人(実際にはそんな人は、いませんが)だったらどうでしょう、素直にいい気持ちになり、自分がとても元気に感じてきてしまう事でしょう。 上記の仮定を、心の顕在意識(物事の判断をする部分)と潜在意識(性質、性格、能力などの気質をとなる部分)とにわけ解説すると。正常の人の場合は、まず言葉は、顕在意識で受け止められ、すぐ潜在意識と連結し、両意識により思いを形成します。そして、人により様々な行動をとる事になります。 しかし、上記の”判断力のない人”の様に顕在意識が存在しないとすれば、言葉はすぐ潜在意識で受け止める事になり、気持ちに変化が現れる様になります。 サブリミナル効果とは、この様に”判断力のない人”に情報を伝えるのと同様に、顕在意識をす通りし、性質、性格、能力などの気質となる潜在意識にダイレクトに伝える事ができる特殊なサブリミナル・プログラミング法を用い、気持ちに変化を与える事なのです。 そして、サブリミナル効果を有効に利用すれば、性質、性格、能力などの好ましくないネガティブな部分にも働きかけますので、ストレス解消・体調の回復・能力開発までも可能となります。当シリーズにおいては、サブリミナル・プログラミング法として音楽の中にナレーションを、50分間で3千6百万回、聴感上聞とりにくい音量、周波数、速度で挿入し制作してあり、その音楽に挿入した(耳に聞こえない)ナレーションが、潜在意識を無限に活性化し、自分自身が望んでいるタイトルの状態を、自然に、短時間で作って行きます。 |